オーストラリアに持ち込めない食べ物

皆さん、こんにちは。

オーストラリアの学校はターム2が終了し
スクールホリデーに入りました。

冬のホリデー、今年は例年よりも気温が低いので
厚手のコートを着ている人が、多いように思います。

現在「冬」真只中のオーストラリアですが
街中に観光客が増えてきたなーと
感じることが多くなりました。

大きなスーツケースを持ってる方
アクティビティツアーデスクに並んでる方
ゴールドコースト名物 水陸両用車の乗り物
アクアダック(Aqua Duck)」も
少し前までは、席もガラガラの状態で街中を
走っていたのですが

ボーダーがオープンしてからは
お客さんをいっぱい乗せて
走っているDuckを見ることができます。

さて、そんなオーストラリアですが
すでにご存知の方も多いと思いますが
入国の際の検疫は、他国よりも厳しいです。

これは、オーストラリア固有の生物、植物を
保護するためです。

ですので、観光でも留学でも移住でも
他国からオーストラリアへ入国する際は
オーストラリアの税関規制を守らなくては
いけません。

すみれ留学のクライアントさんからも
よくある質問なので
「今回はオーストラリアに持ち込めない食品」
について書いていきますね。

オーストラリアに持ち込めない食べ物

原則、缶詰およびレトルト以外の肉製品や商業的に
加工されていない海産物、卵、果物、野菜、豆類などの
持込は禁止されています。 持込が許可されている場合
でも、特定の食品(例:乳製品、魚・魚製品、蜂蜜、
肉・肉製品)や動植物製品などは入国時に申告し、
検疫官の指示にしたがって検査を受けてください。

出典:在日オーストラリア大使館のHPより

在日オーストラリア大使館の情報を見ると
上記の様に書いてありますが
要するに
「生肉、生魚、生の野菜・果物等、
加工のされていない食品は持ち込めない
ということです。

加工してないとNGだけど、加工してあればOKだよ
ということですね。

主要な項目としてNGなものは
・卵(生卵・ゆで卵・全卵等)

・肉(生肉・冷凍肉・サラミ・ソーセージ・ラード等)

・魚(生魚・内臓や頭がある小魚等は輸入許可必須)

・種やナッツ(※細かく指示がでているので
バイオセキュリティ輸入条件データベース(英語)で
確認しましょう)

・野菜(未調理の生及び冷凍野菜・薬草等)

・果物(未調理の生及び冷凍果実・未調理の
ドライフルーツ等)

・穀物(未調理の穀物・穀物で外皮が取り除かれて
いないものは事前に検疫処理をして輸入許可が必須)

ただし、気を付けなくてはいけないのは
黄色いラインの文章にあるように
加工してあっても、検疫官の判断
「OK」にもなるし「NO」にもなる
ということです。

以前は検疫でひっかからなかった加工食品が
次回の時には検疫でひっかかってしまって
没収された…というのはよく聞く話ですが
逆に、それが嫌で入国時に申告を怠ってしまった
または虚偽の申告をした場合は
罰金・罰則が科せられますので気を付けましょう。

例えば
「申告するべきかちょっと迷うな…」と
判断のつかない食品をお持ちの場合は
とりあえず、申告しておくと安心です。
申告の必要ないものを申告したからといって
罰金等もありませんので
申告をして検疫官に確認する方が確実です。

ここまでで、加工されていない生の食品
オーストラリアに持ち込めないことが
分かりましたね。

それでは、ここからは
加工されていても、入国時に申告が
必要な食品を項目ごとに見ていきましょう。

入国時に申告が必要な加工食品

・ビスケットやクッキー等の卵由来の製品
・マヨネーズ、ソース、ドレッシング等
・調理済みの食品や材料
・乾燥及び半乾燥の魚及び魚卵を含むもの
・乾燥及び保存用の果物
(ドライフルーツ、フルーツの缶詰め等)
・お米(完全に精米済みの物で10kgまで)
・梅干し(販売用に加工されて未開封のもの)
・スナック類
・漬物・キノコ類を含む保存野菜
・ハーブやスパイス等の調味料
・カルピスやミルクカフェオレ等の乳製品
・インスタントヌードルを含む加工麺やご飯類
・ハーブティや漢方茶等
・魚由来の顆粒粉末だし等
・商業的にローストして個包装してあるナッツ類
・ふりかけ
・小麦粉等、製粉してあり未開封の市販品
・カレーやシチューの素(ラード不使用のもの)
※ラード使用の物は持ち込めません
・コンソメ

そして機内で食べ残したお弁当やスナック類は
なるべく機内で処理してくるようにしましょうね

ちなみにキューピーマヨネーズや胡麻ドレッシングは
こちらの大手スーパーマーケット
ColesやWoolworthsでも売られています。
日本よりはお値段は高くなりますが
(だいたい3-4AUドル位です)
こちらで手に入れる事ができるので
無理に持ってこなくても良いような気がします。

オーストラリアの検疫は
世界から見ても、とても細かく厳しいものですが
事前に情報集して、正しい知識を身に付けておけば
大丈夫です!

「これ大丈夫かな?不安だな?」
と思うものは持ち込まない!
もし、判断がつかなければ申告を!
をモットーに荷造りしてみて下さいね

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最後まで読んでいただき
ありがとうございました!

出典:在日オーストラリア大使館