こんにちは!
2022年最初のすみれ留学ブログになります。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。
さて、今回のテーマは
「オーストラリアの幼稚園〜1日の過ごし方〜」です。
オーストラリアの幼児教育は、主に3つのパターンに
分類できます。
①Child Care & Kindergarten(C&K)
・日本でいう幼稚園の位置付け
・3-5歳の学校にあがる約1年前の子供達が対象
・州によって、呼び名が違う
(キンディ、プレプレップ、シーアンドケイ等)
②Child Care Centre/Long day care
・日本でいう保育園の位置付け
・0-5歳の子供達が対象
・オーストラリアで最も一般的なチャイルドケア
③Family Day Care
・自宅内で資格を持った先生が教育を行う
このように、オーストラリアではいくつかの
幼児教育サービスがありますが、
今回は①の日本でいう幼稚園にあたる
クイーンズランド州のキンダガーテンの1日の流れを
ご紹介致します。
キンダガーテン(通称:キンディ)は
オーストラリア政府が定める教育基準に
従ったプログラムを提供しています。
小学校生活に慣れる準備期間のための教育として
運営されているため、小学校の低学年とほぼ同じ時間で
カリキュラムされていて、営業時間はロングデイケアより
短いのが特徴です。
日本の幼稚園は週5日登園すると思うのですが
オーストラリアのキンディプログラムは
2週間で30時間になるので週3日または週2日、と
週によって登園する日数が違います。
※ロングデイケア(保育園)は州によっても違いますが
だいたい朝6:30-夕方18:30まで預けられます。
それでは
クイーンズランド州キンダガーテン(幼稚園)
1日の流れ(例)を見てみましょう。
☆8:45 登園
ご挨拶、先生のお話
↓
☆アクティビティ
(例)ショー&テル/ストーリータイム/工作/お絵描き/スポーツ
みんなで参加するゲーム/クッキング/ダンス等
↓
☆モーニングティ
↓
☆アクティビティ
(カリキュラムの続きや外で遊ぶ等)
↓
☆ランチ
↓
☆クワイエットタイム
(お昼寝、静かに横になる、もしくは静かに室内で遊ぶ)
↓
☆アクティビティ
(外で遊ぶ、ムービータイムもしくは、アートや創作活動)
↓
☆14:30-14:45退園
この他に、特別授業として、
ショー(劇)、遠足、ビーチ等を行う日もあります。
いくつか、日本では聞きなれない言葉がいくつかあるので
ご紹介致しますね。
・ショー&テル (Show & Tell)
クラス皆の前でテーマに沿ったことを発表する時間
発表後は先生やクラスメイトからの質問に答える
質疑応答の時間があります。
・ストーリータイム (Story Time)
読み聞かせの時間。先生が読み聞かせをして
その後、本についての質問や説明があります。
・モーニングティ(Morning Tea)
朝のおやつの時間です。お庭にみんなで座って食べたり
半外のテラスで食べる、またはピクニックの様な形式で
食べることが多いです。
・クワイエットタイム (Quiet Time)
ランチ後は、お昼寝の時間になります。
眠くない子、寝ない子も、寝ている子達の邪魔をせず
静かに室内で集中して遊ぶ時間になります。
キンディは、モーニングティやランチは自宅からの持参になります。
ヘルシーフードを推奨しているので、フルーツやクラッカー
野菜スティック、巻き寿司やサンドイッチを持っていく
子供達が多くみられます。
クイーンズランド州の幼稚園は先生、ボランティア委員会
そして保護者が協力して運営することになっているので
保護者がボランティアとして積極的に幼稚園のイベントに
参加することを重視されています。
この様に、日本の幼稚園とはちょっと違いがありますが
小学校に入る前の準備期間として
子供の小さな社会経験のスタートになり
親たちも子供と少し離れて過ごす最初のステップになるのは
どこの国でも一緒だと思います。
オーストラリアでは、いってらっしゃい、また迎えにくるよ
と笑顔で送り出し、迎えに行った時には、ぎゅっと抱きしめて
安心させてあげるようにと、推奨しています。
【子供を不安にさせず、成長を見守る】
親としても大きな第一歩ですね!
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